先日、マイルゼロを紹介したのですが、そのすぐ近くにテリー・フォックスの銅像があります。
日本人にとっては、誰?っていう感じですよね。
ですが、ここカナダでは知らない人がいないくらい有名な方で、学校の教科書にも出てきます。
一言でいうと、義足のマラソンランナー。
ガンで片足を失い、義足でカナダ横断を試み、ガン研究資金を集めました。
彼は、19歳の時に骨肉腫を患い、切断手術を行いました。
その後の1980年4月「マラソン・オブ・ホープ(希望のマラソン)」と名付けられた横断が始まりました。
スタート地点は、ニューファンドランド州のセントジョンズ。
毎日42キロを走り続けました。
ですが、約5か月後、肺への転移が見つかり、オンタリオ州のサンダーベイ付近でマラソンを中断して入院。
そして、1981年6月、22歳という若さで亡くなられました。
当時のフォーシーズンズホテル会長が、マラソンによるガン研究資金を募る活動を開始し、それが現在のテリー・フォックス・ランの始まりとなります。
ビクトリアでももちろん開催されていますが、日本でも開催されていますよ。
ノーマンツアーズ(Norman Tours LTD.)