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ビクトリアのハンギングバスケット その2

ビクトリア流ハンギングバスケットの作り方に引き続き、その後をお知らせ~。
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色鮮やかで美しいですね~。
これらがビクトリアダウンタウンに飾られる予定のハンギングバスケットです。
これは半日陰バージョンとして作られているインパチェンスが主流のバスケット。


これは日向用に作られている寄せ植えバージョンのバスケット。
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ハンギングバスケットを作った直後はおよそ2~3週間ハウスの中で根がしっかりとするまで保管され、その後およそ一ヶ月ほど外気で育てます。
したがって、バスケットを作り始めるのは3月下旬頃から。
種を蒔いて苗を育てるのは当然、それよりももっと前、、、時間のかかる作業です。

一つ持ち上げてみましょう。
えっ!?持ち上がらない?と思うくらいの重さ。かなりの重量です。
ハンギングバスケットは、花が満開の時期にお水を与えた状態で量ると一つが20キロを越えるそうなんです。そんなに重いバスケットが外灯の柱に二つもぶら下がっている、、、驚きです。
ここまでの大きなハンギングバスケットを作る理由は多少の風では吹き飛ばされないようにするためと言うのが一番の理由、2番の理由はたくさんの苗を支えるためにはかなりの土、ミズゴケの量が必要であると言うことで大きくしているそうです。その他の理由には、簡単に盗まれないよう重くしてある(笑)とのことでした。


ダウンタウン内に適当に飾られているように見えるハンギングバスケットですが、実はしっかりとしたプランを元に飾られています。
どのタイプのバスケットをどこに飾るのか?まで色分けしてこうして記されていました。
ビクトリアのハンギングバスケット その2_b0117700_10561868.jpg
一箇所に二つ設置することを念頭に置くてこの地図を見ると、相当量あることがわかりますよね。


ハンギングバスケットの水遣りは一日一回、夜11時から朝7時30分まで夜勤のスタッフが給水車と長~いノズルのシャワーを使い、一つ一つのバスケットに丁寧にお水を与えてくれます。
これがハンギングバスケット用給水車
ビクトリアのハンギングバスケット その2_b0117700_10553859.jpg
一晩に2250リットルのお水を使うそうです。


こうして管理されるビクトリアのハンギングバスケット、今年も予定通り6月10日(月)から少しづつダウンタウンに設置されました。
早速設置されたハンギングバスケットはこんな感じ。
ビクトリアのハンギングバスケット その2_b0117700_1333096.jpg
まだ一部苗が若干小さめなので、華やかとは言いがたいですが、順調に育っています!

6月2週目から9月2週目までの期間限定ハンギングバスケットは全部で1600個以上。このようにして管理、お手入れされているのでした~。
今年は例年以上に感慨深い思いでハンギングバスケットを楽しむことができそうです。


ビクトリア市のウェブサイト、是非ご参考ください!
http://www.victoria.ca/EN/main/departments/parks-rec-culture/parks/hanging-baskets-nursery.html


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by normantours | 2013-06-12 13:08  

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