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Remembrance Day

11月11日はRemembrance Dayという休日になります。(州によっては休みでないところも有)
第一次世界大戦の終戦記念日として公式にされたのが、1918年11月11日だったということから戦死した戦士を追悼する記念日となっている今日です。
また、"on the 11th hour of the 11th day of the 11th month"と言って、 11月11日11時を終戦日時としていることから毎年午前11時にはビクトリア州議事堂広場を始め各地で黙祷が捧げられます。

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Remembrance Dayが近づくと、、、この赤いお花をモチーフにしたピンを胸や帽子などに着けて日々を過ごします。これは戦死者を敬い、尊ぶ気持ちを表しています。中には厳しい戦争時代を経て今があることに感謝をするという意味でつけている方も多いようです。

この赤い花(赤いポピーの花)が象徴となったのは、軍医であり作家であったLt.Col. John McCrae(オンタリオ州Guelph出身)が、若干22歳で戦死した友人を看取った前日1915年5月3日に書いた詩 ”In Flanders Fields" から来ています。
第一次世界大戦の戦いが行われた場所の一つ、Franlders Fieldsには無数の赤いポピーの花が群生していた場所で、その花を詩に取り上げたことから当時(今も)最も有名な詩の一つとなっています。

日本は第一次世界大戦よりも第二次世界大戦の方がダメージが大きかったせいか、戦争というとイコール第二次世界大戦を指すことが多いのですが、日本にも終戦記念日というものがありますよね。戦争の時代は二度と繰り返したくないものです。
人が人を傷つけて喜ぶような時代ではなく、人が人を助け合える世の中になったらいいですね。

今日は珍しく? シリアスな内容となった弊社ブログでした。
以下 ”In Flanders Fields" の詩をご紹介します。ご興味のある方どうぞ。

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"In Flanders Fields"

In Flanders Fields the poppies blow
Between the crosses, row on row,
That mark our place; and in the sky
The larks, still bravely singing, fly
Scarce heard amid the guns below.

We are the Dead. Short days ago
We lived, felt dawn, saw sunset glow,
Loved, and were loved, and now we lie
In Flanders Fields.

Take up our quarrel with the foe:
To you from failing hands we throw
The torch; be yours to hold it high.
If ye break faith with us who die
We shall not sleep, though poppies grow
In Flanders Fields.

~Lt. Col. John McCrae~

by normantours | 2011-11-12 05:42  

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