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インフルエンザワクチン接種について

今日はビクトリア周辺での新型インフルエンザ用ワクチン接種についての情報です。
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今週から年齢に関わらず誰でも接種が受けられるようになりました。
接種会場に関する情報はこちらのサイトにて得られますが、毎日いろいろなところで行われています。
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写真は唯一アポイント制のヒルサイドモールの様子なのでそれほど列ができておりませんが、他の会場では1~2時間並んで待つこともあります。

BC州の場合、基本的にはMSPという州政府の保険に入っている人が対象ですが、「BC州に住む住民」が無料で受けられると記載されています。
MSPがない方は有料という情報もありますが、学生ビザなどを提示し、住民であることを告げれば受けられるケースもあるようですので、一度ワクチンクリニックに赴いて聞いてみたほうがいいかもしれません。
新型インフルエンザのワクチンは重い卵アレルギーがある方は接種ができません。
又、基礎疾患がある方は季節性インフルエンザのワクチンも同時に接種できますが、そうでない方は新型のみとなります。

先日マニトバ州で英グラクソ・スミスクライン製のワクチンで重いアレルギー反応が報告されたことからワクチンが回収になったニュースが日本でも大きく報道されていますが、弊社スタッフが接種した日にはBC州も同じ会社のワクチンを使用していました。
今週の月曜はアジュバントと呼ばれる免疫を高める成分がないワクチンでしたが、翌日の火曜は妊婦以外はアジュバントが入ったワクチンでした。

接種後は腕に痛みや重みが感じられますので利き手と反対の腕に接種します。
ほとんどの副作用は接種後15分以内にあらわれますので、接種後は15分その場に滞在します。
人によって発熱、頭痛、体の関節の痛み(特に首周りに注意して下さいということでした)、疲れなどが出ます。
季節性インフルエンザのワクチンを接種されたことがある方がいらっしゃれば、「季節性よりも少し風邪に似た症状が出やすい」ということでした。
あくまでも参考ですが、Norman Toursからは15人程一緒に行きましたが、副作用は皆無でした。

ワクチン接種をしても100%インフルエンザにかからないというわけではありません。
バンクーバー島はBC州の中でも特に患者数が減っておりピークは過ぎたといわれていますが、第3の流行がやってくるときに備えるという気持ちで政府は住民に接種を呼びかけています。

ワクチンに関して心配なことがある方は必ず接種前に納得がいくまでワクチンクリニックのスタッフにご相談下さい。

by normantours | 2009-11-28 13:10  

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